過払い金請求をすると、住宅ローンや自動車ローンを組む際に影響があるのでは…と、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。実際にこのような相談は、新宿にある司法書士事務所ユナイテッドフロントにも、多くの方から寄せられる質問の一つです。一般的に過払い金請求をしていたとしても、それによって完済できる見込みがあれば、ローンを組むことはできます。ここでは、過払い金請求による影響と、過払い金請求と任意整理の関係性についてご紹介します。
新宿の司法書士に相談!借金の任意整理をする前に知っておきたい過払い金請求による影響とは
過払い金請求によってどのような影響があるのでしょうか。
それは信用情報機関への登録です。借金が残っている状態で過払い金請求を行った場合、信用情報機関に事故情報が登録されてしまいます。事故情報が登録されると、新規の借り入れやクレジットカードの作成のほか、各種ローンも組めなくなるおそれがあります。
では、完済した借金の過払い金請求をした場合、住宅ローンや自動車ローンにはどのような影響があるのでしょうか。ケースごとに具体的に見ていきましょう。
完済した借金の過払い金請求であればローンには影響しない
過払い金請求とは、過去に多く払い過ぎていた借金の利息分を取り戻すことを意味します。返済能力の良し悪しは関係しません。完済後であれば、信用情報機関に登録される心配もありませんし、ローン審査への影響もありません。
相殺して完済できる場合もローンには影響しない
現在返済中の借金を過払い金請求で相殺して完済できる場合も、ローンには影響しません。ただし、その過払い金が手元に返還されるまでの未確定の間は、住宅ローンなどの審査に通らないおそれがあります。
完済できない場合はローンに影響する可能性も
現在返済中の借金が過払い金請求で減額したが、完済までにいたらなかった場合は、住宅ローンや自動車ローンを組む際に影響する場合があります。期間は状況によって異なりますが、目安として5年ほどローンの審査に通らない可能性があります。
そもそも、自動車ローンや住宅ローンは過払い金請求の対象なのでしょうか。こちらも新宿の司法書士事務所ユナイテッドフロントに寄せられるよくある質問ですが、これらのローンは過払い金請求の対象にはなりません。住宅ローンや自動車ローンは金利が低く違法なものではないので、余分な利息を「払い過ぎる」ということがなく、つまり過払い金が発生しないのです。
住宅ローンや自動車ローンを現在返済中の方が過払い金請求をしたとしても、契約した相手はローン会社とは別の会社であることがほとんどです。そのような場合に、ローンの月々の返済額が上がったり一括返済を求められたりという可能性はないといっていいでしょう。その後、返還された過払い金を各種ローンのご返済に充当することも可能なので、過払い金請求は借金を減らすうえでメリットがある方法の一つです。
新宿の司法書士事務所ユナイテッドフロントでは、過払い金請求や任意整理など、借金問題にお悩み方を全力でサポートいたします。皆様の疑問やご質問にわかりやすくお答えしますので、新宿で借金にお悩みの方はぜひご相談ください。
借金の任意整理の相談をする前に知っておきたい過払い金請求とブラックリストの関係
ここでは、過払い金請求とブラックリストの関係について解説します。過払い金請求やブラックリストについて不安に思っている方はぜひ参考にしてください。
はじめに、「ブラックリストに載る」といいますが、実際にはブラックリストというものは存在せず、信用情報機関に登録されている個人の取引情報に金融事故の情報が載ることを表します。返済が滞ったり、破産したりしたときなどの債務整理を行った場合に、事故情報として信用情報機関にその旨が登録されるもので、登録されてしまうと新規の借り入れやクレジットカードの契約が難しくなるおそれがあります。
完済している業者に対する過払い金請求は何らマイナスの要素がないため、不利益情報が信用情報に載ることはありませんので、ご安心ください。ただし、以下のケースでは注意が必要です。
返還される過払い金で完済できなかった場合
現在返済中の借金に対して過払い金請求を行い、返還される過払い金で完済できなかった場合は、信用情報機関にその旨が登録される可能性があります。このケースでは、返済途中での過払い金請求が「過払い金を残債務と差し引き=任意整理」という扱いとなるため、情報が信用情報機関に載ってしまいます。そのため、過払い金で借金が完済できるかどうかよく確認してから、請求を行わなければなりません。
過払い金請求とローンの審査を同時に行う場合
過払い金請求の手続きが完了するまでの期間中は、信用情報機関に情報が記載されている場合があります。この間はローン審査が通りにくい可能性があるので、過払い金請求手続きが完了してからローンの審査を行うとよいでしょう。
借金の悩みは専門家に相談するのが得策!新宿で借金問題を抱えているなら司法書士事務所ユナイテッドフロントへ
2010年の出資法改正前に、消費者金融やクレジットカードでのキャッシングを利用し、法定上限金利である20%を超えて返済している方は、過払い金を取り戻せる可能性があります。また、現在返済中の借金額よりも過払い金が少ない場合は、その過払い金を現在の借金と差し引きすることになり、借金が減額されます。ただし、このケースでは過払い金請求が債務整理の扱いとなり、信用情報機関への登録となる可能性があるので注意が必要です。
債務整理をした場合、自己破産・個人再生・任意整理など、どの手続きを取ったかで、信用情報機関への登録期間は変わってきます。
新宿の司法書士事務所ユナイテッドフロントでは、借金に関するご相談を受け付けております。新宿で借金返済に苦しんでいる方、過払い金請求について相談したい方は、お気軽に司法書士事務所ユナイテッドフロントへお問い合わせください。
新宿の司法書士事務所が教える「過払い金請求」に関するコラム
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