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債務整理の選択肢として「任意整理」と「個人再生」があります。大きな違いとしては、「裁判所を介して手続きをするかどうか」です。

任意整理は、裁判所を介さずに司法書士がそれぞれの債権者と個別に交渉することで返済額を決定します。そのため、借金がどれくらい減るかはすべて債権者との交渉次第ということになります。
政令・法律の改正や制定情報、相続や破産などの裁判内容について掲載し、国が発行している官報というものがありますが、任意整理においてはこの官報に名前が載るようなことはありません。任意整理のデメリットとしては、信用情報機関に事故情報が載る点が挙げられます。

一方で、個人再生は裁判所を介して手続きが行われるものです。特徴としては利用条件が明確であり、原則として借金の8割が強制的にカットされます。個人再生のデメリットとしては、信用情報機関に事故情報が載ることに加え、個人再生を申し立てた方の住所・氏名といった個人情報が官報に載ることです。

上記のようなデメリットはありますが、借金は確実に減額されるので効果があります。基本的に個人再生は、ローン支払い途中の家を持っている人が、持ち家を手放さずに借金整理するための手続きです。ローン支払い途中の家や不動産など財産を持っていない人は、「自己破産」を選択することになるでしょう。

任意整理と個人再生の違いについてご不明点がありましたら、新宿駅付近の司法書士事務所である司法書士事務所ユナイテッドフロントに、ご質問ください。新宿駅から徒歩5分の場所にありますので、気軽に債務整理相談が可能です。

「自己破産」と「個人再生」の違いは、大きく分けて3つあります。

1つ目は、借金についてです。自己破産は、原則として借金の支払義務が免除されるので、債権者への返済の必要がなくなります。一方で、個人再生では借金は減額されますが、残りの借金は返済する必要があります。

2つ目は、財産処分が挙げられます。自己破産では生活に必要ない財産が処分されてしまうのです。厳密には、現在価格が20万円を超える財産や、現金の場合は99万円を超える部分は債権者に配当されることになります。
これに対し、個人再生の場合は、最低限保有している財産の価格と同等額は返済する必要がありますが、財産を処分されることはありません。しかし、住宅以外の車などの財産でローンが残っている場合は、ローン債権者に処分される可能性があります。なるべく財産を残したまま、減額された借金を返済することになるのが個人再生の特徴です。

3つ目は、職業制限です。自己破産では、資格の取得が必要となる一部の職業に就けなくなります。一方、個人再生の場合は制限されるようなことはありません。

債務整理は、それぞれにメリットとデメリットがあります。ご自身に合った方法を検討するためには、あらゆることを考慮する必要があります。
司法書士事務所ユナイテッドフロントでは、ご相談者様の悩みを詳しく伺った上で、わかりやすくアドバイスするように心掛けています。何でもご質問ください。

今回は、個人再生と任意整理・自己破産の違いについて解説いたしました。
より詳しい知識を学びたい方は、新宿駅から徒歩で通える司法書士事務所ユナイテッドフロントに債務整理相談をご依頼ください。借金に関する知識に精通した司法書士が、丁寧にお教えします。ご予約はお電話やメールにて受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。司法書士事務所ユナイテッドフロントに寄せられたご相談者様からいただいたお声を公開しております。『東京の債務整理･司法書士事務所ユナイテッドフロントのお客様の声』のページもぜひご覧ください。