借金の返済を滞納してしまったら?再スタートのために今できること

2025/10/26 ブログ
借金の返済を滞納してしまったら?再スタートのために今できること

借金の返済を滞納してしまったら?再スタートのために今できること

 


 

1.滞納=すぐに「契約解除」ではない

 

「返済日を過ぎてしまった」「1回払えなかった」——

 

そんなときも、すぐに契約が無効になったり、取り立てが再開されるわけではありません。

 

ただし、滞納を放置すると“遅延損害金”が発生します。

 

これは契約時の利息よりも高い利率(おおむね年率20%前後)で設定されており、
支払いが遅れるほど元金が減りにくくなります。

 

まずは落ち着いて、どの業者の返済が遅れたのか・何日分なのかを確認しましょう。

 

短期間であれば、まだ立て直せる可能性は十分あります。


「少しくらい遅れても大丈夫」ではなく、
“遅れた分をどれだけ早くリカバリーできるか”が大切です。

 

 


 

2.滞納が続くとどうなる?

 

返済を滞納したままにしておくと、次のような流れになります。

 

 

・ 債権者から督促や連絡が入る


・ 一定期間(1?2か月)経つと「延滞情報」として信用情報に登録される

 

・ 長期滞納が続くと、契約の強制解約・債権回収会社への移行などが起こる

 

 

つまり、**滞納の放置=“信用情報に傷がつく”**ということです。

 

早い段階で対応すれば、被害を最小限に抑えられます。

 

 


 

3.滞納後にすぐやるべきこと

 

① 借入している業者に連絡
  → 「いつ・いくら払えるか」を具体的に伝えましょう。
   無断放置より、誠実な対応の方が印象が良くなります。


② 遅れた分をできるだけ早く入金する
  → 一部でも支払いの意思を見せることで、信頼を保てます。


③ 原因を整理する
  → 「収入減」「支出増」「振込忘れ」など、再発防止のために状況を明確化します。

 

 


 

4.どうしても払えない場合は?

 

返済の見通しが立たない場合は、
弁護士・司法書士への相談を検討するタイミングです。


・ 債権者との再交渉(任意整理)


・ 返済計画の見直し(個人再生)


・ 法的整理(自己破産)

 

状況に応じて、無理のない形で立て直す方法があります。

 

 


 

まとめ

 

・ 滞納しても、すぐに終わりではない


・ 放置せず、連絡と入金で信頼をつなぐ


・ 返済が難しいと感じたら、早めに専門家へ相談を

 


「滞納=終わり」ではありません。

今日からでも、立て直しの第一歩を踏み出せます。

 


 

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