リボ払いが終わらないのはなぜ?仕組みと利息の落とし穴をわかりやすく解説

2025/10/24 ブログ
リボ払いが終わらないのはなぜ?仕組みと利息の落とし穴をわかりやすく解説

リボ払いが終わらないのはなぜ?仕組みと利息の落とし穴をわかりやすく解説

 


 

 

1.リボ払いの仕組みとは?

 

リボ払い(リボルビング払い)は、「毎月の支払い額を一定にできる」仕組みです。


一見すると家計管理がしやすく感じますが、支払う金額が一定なだけで、借金そのものが減るわけではありません。


リボ払いでは、


・ カードの利用残高に対して利息(年率15%前後)が発生

・ 毎月の支払いは「元金+利息」の一部ずつ


という構造になっています。

つまり、支払いを続けても元金がなかなか減らないのが特徴です。

 

 


 

2.なぜ「終わらない」のか

 

たとえば、10万円を年15%のリボ払いで毎月1万円ずつ返す場合、
初月は1,250円が利息、残り8,750円が元金返済になります。


ここで新たに買い物をして残高が増えると、
またその分に利息がかかるため、返しても返しても減らない状態になります。


この「残高方式」がリボ払いの最大の落とし穴です。


支払いが一定=返済が進んでいるように見えて、
実際は利息だけを払い続けているケースも少なくありません。

 

 


 

3.支払いが増え続ける典型パターン

 

カードの利用残高が毎月増えている


・ 「あとリボ」などで一括払いをリボに変更している


・ ボーナス月にまとめて払うつもりが結局通常払いに戻っている

 

こうした状態では、支払い総額が当初より数倍に膨らむこともあります。

特に、複数枚のカードでリボを併用している人は危険信号です。

 

 


 

4.リボ払いが苦しいときは「利息カット」という選択肢も

 

もし残高が多く、返済の見通しが立たない場合は、
**利息をカットして元金だけを返していく「任意整理」**という方法を
検討した方が現実的です。


弁護士や司法書士を通じて手続きを行えば、
債権者との交渉によって将来利息をゼロにしてもらえるケースがあります。


毎月の返済が軽くなり、完済までの道筋を立てやすくなるのが大きなメリットです。

 

 


 

5.まとめ

 

・ リボ払いは「毎月一定額=安心」ではなく、「利息が増え続ける」仕組み


・ 利用を続けると元金が減らず、支払い期間が延びやすい


・ 返済が追いつかないと感じたら、早めに専門家へ相談を

 


「返しているのに減らない」と感じた時点で、すでに見直しのサインです。


 放置せず、今の状況を整理することが“完済への最短ルート”になります。

 

 

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