債務整理は何回でもできる?辞任後の再和解・再整理の流れ

2025/10/24 ブログ

債務整理は何回でもできる?辞任後の再和解・再整理の流れ

 

― 支払いが続かなくなったときに取れる現実的な対応 ―

 

 


 

1.「また相談してもいいのか…」と迷う人が増えています

 

一度債務整理をしたものの、

「支払いが続かなくなって事務所に辞任された」

「別の事務所にやり直しを頼みたい」

といった相談が近年増えています。

 

💡債務整理は「一度きりの手続き」ではなく、
状況に合わせて見直すことができる制度です。

 

 


 

2.債務整理を再度行うことも可能です

 

債務整理の手続きは、状況に応じて再度行える場合もあります。


ただし、前回の手続き内容や支払い状況によっては、
同じ方法を再び選ぶのが難しいケースもあります。

 

たとえば、


・ 支払いが途中で止まってしまった


・ 収入や家計が大きく変わった


・ 他の借入が増えてしまった


といった場合は、再整理や再和解という形で立て直すことが可能です。


再度の交渉を進めるには、債権者の理解や条件が必要になるため、
早めに専門家へ相談し、現状を整理することが大切です。

 

 


 

3.「再和解」で立て直すケースも

 

最近増えているのが、**再和解(さいわかい)**と呼ばれる対応です。


 これは、支払いが途絶えてしまった後に、
 「もう一度分割で払いたい」と債権者に再交渉する方法です。

たとえば、


・ 延滞していた利息を整理し直す


・ 新しい返済スケジュールを組み直す


・ 無理のない金額で再スタートする

といった形で、再び生活を立て直すことができます。

 
正式な裁判手続きではなく、話し合いで再設定するため、
スピーディーに再出発できる点がメリットです。

 

 

 


 

4.再相談は「前の手続きが整理された後」に

 

過去に依頼していた事務所との契約が残っている場合、
同時に別の事務所へ依頼することはできません。


まずは、前の手続きが正式に終了しているかを確認することが大切です。


辞任が完了し、債権者との関係が整理されたあとであれば、
新しい事務所で再度の相談や再整理の検討が可能になります。


📞状況をそのままにせず、
「前の手続きがどうなっているか」だけでも早めに確認しておくと安心です。

 

 


 

5.弁護士や司法書士に依頼するメリット

 

・ 債権者との再交渉を代行してもらえる


・ 支払い能力を見直し、現実的な再生計画を立ててもらえる


・ 受任通知の発送により、督促・取立てを止められる

 


債務整理の経験がある人ほど、
「また相談していいのか分からない」と悩みがちですが、
専門家に再び相談することで、無理のない解決策を見つけられる場合が多いです。

 

 


 

まとめ

 

・ 債務整理は「一度きり」ではなく、再度行うことも可能


・ 支払いが止まったら“再和解”で立て直せるケースもある


・ 他事務所に再相談する場合は、前の手続き終了を確認する


弁護士や司法書士に相談すれば、再出発の道が見えてくる

 

手続きが途中で止まっても、人生まで止まるわけではありません。

 

もう一度、現実的なペースで返していける方法を一緒に探していきましょう。

 

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