リボ払い。ヤバい。減らない。そんな方へ。

2020/07/05 ブログ
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カードを使いすぎて思ったより請求額が増えてしまった、ご経験がおありの方も多いのではないでしょうか。そこで一括払いをリボ払いに変更すると、今月の出費が抑えられて一安心。思ったよりも支払いが安くなって、資金に余裕が出来たのでつい違う買い物なんかもできてしまいます。

 

ですが、ご利用された店舗へのお支払いについては、一旦カード会社が立て替えているわけです。ここでリボ払いにしたものについては、残額に年間15%ほどの利息をつけて、カード会社へ毎月分割で払っていかなければなりません。

 

考え方によっては「毎月2万円払っていれば、枠一杯まで使える」ということもできるかもしれません。しかし、リボ払いを繰り返して未払残高が50万円ほどになると、その2万円のうちの6000円は利息としてカード会社に払うことになり、元金は1万4000円しか減らないことになります。そしてその頃にはリボ払いありきの生活水準になってしまっている、ここが恐ろしいところです。毎月の固定出費として2万円、と判断してしまい、残りのお金を他のことに回してしまう習慣がついてしまうわけですね。

 

ところで、枠が一杯になったらどうなるでしょう。枠からはみ出たご利用分は翌月に一括で支払う必要があります。しかし、この請求は「先月利用したもの」ですので、これを支払ったがばかりに今月の現金が不足し、またカードを利用しなければ生活が回らなくなってしまう、という悪循環に陥ってしまうのです。

 

ここから脱するにはどういう方法があるでしょうか。新たにカードを利用しないというのが一番シンプルですが、そのためには先月使った費用を払ったうえで、今月新たにかかる費用を現金で決済する必要があるので、2倍の費用がかかってしまいます。なかなか難しい話ですが、この2ヵ月分の費用が用意できない限り、悪循環から抜けることができなくなるのです。

 

こうなると、カード会社に毎月多くの支払いをしなければならず、結果として手持ちの現金が不足し、カードに頼らないととお金が回らず生活ができない、という事態になり、毎月の生活が支払に追われることになってしまいます。しかも毎月多くの金額を支払っているのに、そのほとんどは新たに利用した「枠からはみ出た部分」の支払いに充てられ、リボ払いの残高自体はほとんど減っていきません。大変便利に使えていたはずのカードが、もはやメリットどころか生活を圧迫するようになってしまいます。

 

一度こうなってしまうと、ご生活を立て直すのはなかなか難しくなってしまいます。「何とか回せてはいる」というお話もよくお伺いするのですが、「回っているだけで減らない」という状況の方がほとんどのように見受けられます。

このような状態でお悩みの方、悪循環から脱したい方は一度ご相談ください。弊所にお任せいただくことで、お金回りのご状況を大きく改善することが可能です。まずは手続きをとることでどこまでのことができるか、改善後のシミュレーションから始めましょう。